佐賀市の整骨院│なべしま整骨院

実際に熊本に行って感じたこと。自分なりの支援活動。

こんにちは。院長の山﨑です!

この度、熊本・大分地震により亡くなられた方々のご冥福と、被災され長期間にわたる避難生活が早期に改善し、不安の無い通常の生活に戻れる事をお祈り申し上げます。

少し長文になるかもしれません。お時間ある方は読んで頂けると嬉しいです。

 

未だ余震が続いている熊本・大分の地震ですが、地震の少ない九州地方の方にとっては想定外過ぎて対応できなかったのではないでしょうか。

私自身も、本震の際には『大丈夫、大丈夫。』と言って家族の上に、ただただ覆いかぶさる事しか出来ませんでした。天災に対する備えが全くなかったと考えを改めさせられました。

 

今回、被害の大きかった熊本には専門学校時代から仲良くさせてもらっている大好きな友達がいます。『きずな整骨院』の下吉先生です。今回の本震後に一番初めに考えたのが下吉先生の家族の事でした。

その日は皆で恐怖に耐えながら車中泊をしていたみたいです。いつも元気な娘ちゃんが怖さで震えていたって事を後で聞きました。

 

正直、今まで地震などの天災は少しリアリティが無く、画面の中の出来事でした・・・

募金活動には少ないながら参加させて頂いていましたが、自分自身が動いて何か出来る事があれば助けたい!と強く思ったのは初めてでした。

きずな整骨院のスタッフは被災者にも関わらず、皆で連絡を取り合い『何か出来る事はないか』と自主的に集まり、地域の為にベッドを車に積み避難所を周っています。

嫁さんや子供が居るスタッフももちろんいますし、4月に新社会人として入ったばかりのスタッフもいます。自分たちの事は二の次に、地域の為に率先して動ける事に頭が上がりません。これも院長先生の大好きで、熱い気持ちがしっかりと伝わりているからなんだと思います。

地域とのきずな、患者様とのきずな、仲間とのきずなが名前の通り繋がっている事に感動しました。

 

ここからは、きずな整骨院のスタッフとして避難場所にボランティアに行った時に感じたことを少し書きます。

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テレビ画面では何回も見た光景でしたが、実際に現場に行くと大変さが伝わってきました。体育館のフローリングに毛布を2~3枚重ねただけの方も沢山いらっしゃいましたし、夜は体育館の電気が7割くらいついたままでした。

『床が硬くて寝て起きたら体中が痛い・・・』『照明が明るくて寝れない』『子供が泣くから迷惑がかからないように』など本当に大変そうでした。

しかし、一番印象的だったのは笑顔が沢山ある事でした。特に高齢の方の元気の良さには驚きました!治療している自分が元気を沢山もらっていました。

自分がしている仕事は、何も持たなくても身体一つで出来る事は沢山あります。こんなにも感謝され、充実感を感じたのは初めての経験です。

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この仕事を選んで良かったと改めて感じたと共に、なべしま整骨院に来て下さる患者様、地域の方々に同じ気持ちで『全力治療』していきたいと思います。

 

最後に、自分は高須クリニックの社長や芸能人みたいに沢山の方たちを救い、元気にしてあげる事は出来ませんが。

地域の為に頑張っている、きずな整骨院の院長を始めスタッフの方を元気にしたいと思い、佐賀から大量のお肉を車に積み皆に食べてもらいました!

皆でわいわい食べている風景を見つめる下吉先生の優しい顔が印象的でした(^^♪

少しでも元気になってくれてたら嬉しいです。

 

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自分の印象ですが、熊本の方たちは凄く元気で明るかったです。佐賀も負けてられないと思います!!

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明日からまた張り切って地域の為に精進していきます\(^o^)/